5戦目で世界へ。吉良大弥が並びにいく「日本最短」
人物・物語 2026-08-06
プロで4戦しかしていない選手が、世界王座の決定戦に出る。
吉良大弥(志成)。デビューは2024年6月、6回戦でコムサン・カエウルエアン(タイ)をKO。 10月にオルランド・ピノ(ベネズエラ)をKO。2025年5月はジャクソン・サパタ(ベネズエラ)に判定勝ち。 そして大晦日、10回戦でイバン・バルデラス(メキシコ)をKOした。1年半で4戦、3つがKO。 相手は全員が外国人で、4戦目にしてもう10回戦を戦っている。 4回戦を数こなす、という普通の積み方をしていない。
記録は、ずっと縮んできた
日本人が何戦目で世界を獲ったか。その最短記録はこう推移している。
- 1991年 辰吉丈一郎 8戦目
- 2011年 井岡一翔 7戦目
- 2014年 井上尚弥 6戦目
- 2015年 田中恒成 5戦目(現在の日本人最短)
24年で3戦ぶん縮んだ。9月2日に吉良が勝てば、田中恒成に並ぶ。 ちなみに世界の最短は3戦目で、センサク・ムアンスリン(1975年)と ワシル・ロマチェンコ(2014年)の2人しかいない。
相手は元王者
9月2日、横浜BUNTAI。対戦するカルロス・カニサレス(ベネズエラ)は 28勝20KO3敗1分の元WBAライトフライ級王者だ。4戦の選手が初挑戦で当たる相手として、 軽い経歴ではない。WBAランキングは吉良が1位、カニサレスが2位。
もともとこの一戦は、王者レネ・サンティアゴへの挑戦として組まれていた。 サンティアゴが肘を負傷したことで王座決定戦に変わり、相手がカニサレスになっている。 吉良は挑戦者としてではなく、空いた王座を取りに行く立場でリングに上がる。
同じ夜に、もう一人
この興行はダブル世界戦だ。セミファイナルには石井武志(大橋)が出る。 こちらも世界初挑戦だが、2022年の4回戦から11戦を積んで辿り着いた叩き上げ。 積み方はまるで逆の2人が、同じ夜に同時に世界を獲りに行く。
最短記録の出典=ネットでボクシング「世界王座を最短で獲得したボクサー」。 ⚠️井上尚弥が6戦目(2014年4月6日・アドリアン・エルナンデス戦)、井岡一翔が7戦目(2011年2月11日)で あることは、当サイトがJBCの試合報告書から起こした戦績でも一致している。
出典sources
事実を確認するために参照した記事です。本文・見出しの文言は使わず、事実だけを取り出して書いています。
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